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お彼岸です。この時期に咲く花だから彼岸花です。じゃあ、何で彼岸花は毎年お彼岸の頃に咲くのでしょうか?
植物には温度によって季節を感知する植物と太陽の出ている時間によって季節を感知する植物があるんです。気温はわかるけど、陽の長さってビックリじゃないですか?僕も百姓になるまで知りもしませんでした。
陽の長さを感知する野菜には、大豆、玉ねぎ、モロヘイヤなどがあります。これらの野菜を育てる時は、種を蒔く時期や収穫する時期などを適切に守る必要があります。(もちろん地域ごとに適期は異なります。)
たぶん彼岸花は陽の長さを感知する植物なので、毎年お彼岸の頃に咲くんだろうと思ってました。けど、このブログを書くに当たって彼岸花を調べたところ、そうじゃないことが判明しました。陽の長さを感知するのは、葉っぱの部分です。しかし、彼岸花は出芽と同時に花を咲かせる不思議な植物なので、陽の長さを感知している訳ではないらしいのです。にもかかわらず、毎年同じ時期に芽を出し花を咲かせる生態については、まだ未知の部分が多いそうです。
これを読んでいる人の中で、こんなことに興味がある人は少ないでしょうが、僕は百姓になってから、こんなことに興味が湧くようになりました。こういうことの積み重ねが僕の人格形成に多少なりとも何らかの影響を与えているんだと思うと、ちょっと嬉しい気持ちになります。
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