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うちの米や野菜を食べていただいた方に「美味しかったよ」と言っていただくことは、生産者としてこれほど嬉しいことはありません。
ですが、「美味しい」と言われた時に少し違和感を感じます。今回はその違和感を文章にしてみます。
確かに、野菜が美味しくなるためにできることは全てやっています。例えば、いろんな種類の肥料を入れたり、土作りを重視したり、おいしいと言われている品種を選んだりなどなど。けど、それって食味の数%くらいしか影響していないんじゃないかと思うのです。
食味の大半は「旬」によって決まるんじゃないかと思ってます。
同じ時期に同じように育てた野菜でも、時期によって味が全然違います。ある野菜が本当に美味しいのはほんの一瞬です。うちの野菜が美味しかったのは、たまたまその方の食べた時がその野菜の旬だったからだと思います。
旬を大切にするためには、種蒔きから収穫までの各作業ごとの適期の見極めをしっかりしてやることです。気候変動が激しいので、適期を見極めることは難しいかぎりですが、そんなことを心掛けながら栽培しています。
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