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新年おめでとうございます。今年1回目の更新。大幅に遅れてしまい申し訳ありません。今年1回目のブログには今年の目標を書こうと思っていたのですが、なかなか決まらずに遅れてしまいました。
経営や売上、栽培技術、営業活動などについての目標を立てることはそう難しいことではありません。大量生産する野菜を何にするかだとか、売上目標をどうするかとか、新しい加工品は何にしようかだとか、どうやって規模拡大しようかだとか、無駄なコストをカットすべき場所は何処なんだろうなどと考えれば、改善すべきところは多数でてきます。
けれど、そうしたことばかり考えていると、「何で有機農業を職業にしたのか」という「そもそも」のところとズレてしまいます。儲けたいなら有機農業ではなく、サラリーマンを続けてればよかったか、農業以上に儲かるITなどで企業すべきでした。
「何で有機農業を選んだのか」という「そもそも論」に立ち返り、この先何を目指して何処に向かっているのかを考えて目標を立てるという作業はとても難しいです。そんなことを話し始めると、大抵夫婦喧嘩によって思考が中断されます。
今年の目標は「有機農業を選らんだ理由」と整合性のとれる「これから目指すべきところ」を明確にすることです。(すぐに日々の作業に忙殺されて忘れてしまいそうですが…。)
という訳で今年もよろしくお願いします。
大晦日です。
今年1年を振り返ると、南伊豆や下田周辺でのお客さんが増えたことが嬉しいことでした。
地元のペンションや飲食店に配達したり、こっちに住んでいる方から注文をいただいたり、その方が友人を紹介してくれたり、こっちの別荘に来るたびに注文してくれる方に出合ったりです。
ほとんど知り合いがいないところに移り住んできたのにもかかわらず、ウチの米や野菜を食べてくれる方と知り合えたことは、大きな勇気になりました。ありがとうございます。
最後に、今年1年本当にお世話になりました。 大晦日に、このブログを見ていただきありがとうございます。皆さまの来る年が健やかな1年でありますように。 よいお年をお迎えください。
この年末年始に味噌を仕込みます。味噌作りのプロセスを写真で紹介していきます。
今日のブログの内容は、味噌と関係なく包装資材についてです。
お届けしている野菜は、ビニル袋や新聞紙で包んでお送りしています。ビニル袋は中身が見えて見栄えがよくなり、新聞紙だと中身が見えないので見栄えが悪くなるけど環境には良さそうです。
自然の中で野菜を育てる身になってから、土に還るものと還らないものを強く意識するようになりました。生活の中でも農業を営む中でも、土に還らないものはできるだけ買わないように、使わないように(送らないように)、捨てないように、と思っています。その点で新聞紙はリユースだし、土に還ります。
一方、ビニルについては、見栄えがいいと気持ちいいし、中身が見えることは買っていただいた方にとってすごく便利だし、鮮度を保ってくれます。その点でビニルは優れています。
ビニルと新聞紙。どの辺でバランスを取っていこうか迷ってます。今は、サツマイモなどの土がついている芋系は新聞紙、葉モノは鮮度保持に優れるビニルです。にんじんがその時の気分で変わります。にんじんの赤で見栄えを良くしたければビニル、環境重視のエコロジストになりたければ新聞紙、って感じです。
まあ、当面はその時の気分によって決まっていくと思います。
今が1年で1番日の短い時期だ。22日の冬至を過ぎたので、これから日は長くなる一方だ。
全国の百姓にとって、「太陽の出ている時間が短い=外で仕事をする時間が短い」ということになる。さらに「寒い=雑草の生育が遅い=草刈りをしなくてもよい」ということにもなる。
よって、「今は比較的作業が少ない時期である」という結論になる。こういう時期があるからこそ、夏の超長時間労働に耐えられるんじゃないかと思う。(とはいっても今日も9-17時で仕事をしてた)
では、この時期は何をやっているかというと、味噌を仕込んだり、カモやイノシシをさばいたり、それらの肉でベーコン・燻製を作ったり、干しイモを作ったりなどである。(これらの作業が、仕事なのか遊びなのかが、また微妙だ。)
しかし、これらの作業以上に、この時期は今シーズンを振り返って反省し、来年の予定・スケジュール・作付を考え、さらには長期的な展望を明確にしておく必要がある。これらの作業を先延ばしにしていることは言うまでもない。