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今日農業用の資材を購入したのですが、「おいくらですか?」と聞くと、「まだ値段はわからない」との答えが返ってきました。
値段がわからないということは、この世界ではよくあることなので慣れてしまいましたが、最初は本当に驚きました。お金に余裕があるはずもない僕としては1円でも安いところを探したいのですが、そうは行きません。旧石器時代の貨幣経済なのかと錯乱した時期もありました。
どうも、この世界では「見積もりをとる」という行為や「A店とB店の値段を比較する」という行為は認められていないようです。見積もりをお願いすると、「見積もりをとるからには絶対買うんだろうな!」的な空気を感じます。
こうしたシステムで買い物をしなくちゃいけないのは、「農業」だからなのか、or 「南伊豆町という田舎」だからなのかは、まだわかりません。
けど、このシステムで買い物をしても、後からくる値段に目が飛び出るほど高かったことはありません。そのせいか、店に対する信頼が出てくるようになり、値段がわからなくてもそれほど気にならなくりました。
それがいいことなのか、よくないことなのかはわかりませんが、そんな日常でした。
多くの方から年賀状をいただきました。ありがとうございます。
いただいた年賀状の中に、お会いしたことがないけれどもウチの米や野菜を食べていただいている方からのものがありました。
年賀状のデザインや文章、写真などから、こんな人が買ってくれているのだということを知れて嬉しかったです。年賀状っていいなぁと思いました。
少しずつではありますが、質を落とさずに量を作れるようになってきたので、宅急便でお送りしている方をもう少し増やすことが今年の目標の1つです。どんな方と出会えるか、来年の年賀状を送ってくれるくらいウチの米や野菜を気に入ってもらえるだろうか、そんなことを空想しながらニンジンの収穫に精を出してました。