忍者ブログ
[66]  [67]  [68]  [69]  [70]  [71]  [72]  [73]  [74]  [75]  [76
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アキメヒシバ

めっきり秋です。9月に入った頃から雑草の生育スピードが少しずつ遅くなります。野菜たちが雑草に負けてしまうことも、もうありません。にもかかわらず、毎年この時期、畑には様々な雑草が生え、種を落としています。何でなのか、ニンジンの間引きをしながら考えました。

何故なら、秋の雑草は冬が来る前に種をつけなければならないので、生えてきたと思ったらアッという間に種をつけるからです。または、春夏は背の低い草ですが、秋になると急激に背を伸ばし、伸びたと思ったらすぐに種をつけるからです。どちらも、気がついたら大量に種を落としてくれていて、来年には何百倍にも増えてくれます。草を刈る回数は減るので、その気の緩みにつけ込むように秋の雑草は増えていきます。

おそらく近所のオジイとオバアはそんなことは体験的に知っているのでしょう。種をつけている雑草なんて1つもありません。今思えば、ウチが稲刈りなどで畑に行っていなかった時期に、草なんか生えてなさそうな場所の草刈りに励んでいました。さすが…(脱帽)。

3年目にしてようやく気がつきました。来年こそはこの時期に雑草の種を落とさないようするぞと1人誓います。

追伸 冬になると少しでも陽の光を多く浴びようとする、ロゼッタ状の草が多くなります。やつらに出会うといろんな意味で励まされます。

PR

お米

おかげ様で、今年の新米、皆さまにご好評いただいてます。ありがとうございます。なので、今日はお米の話し。

お米の味を落とす3大要素は、高温、湿気、酸化です。なので、お買い上げ後は、風通しがよく、涼しくて、暗い場所に保存してください。日の射す所や冷蔵庫、水周りを避け、なるべく空気に触れないようにしてください。 

研ぎ方もヒト工夫するとおいしくなります。一番大切なことは、米粒にヌカを吸収させないことです。米粒は乾燥しているので、水を入れたときが一番水を吸いやすいですが、その水が一番ヌカを含んでいます。なので、お米を研ぐときは最初のほうこそよりスピーディにやってください。具体的にはこんな感じです。
①水を一気に流し込んでかき回してすぐに捨てる。
②2回目の水も同様にして流し込み、手早くかき回してすぐ捨てる。
③水気を切ったお米を手早く10回ほどかき回した後、手早く4~5 回すすぎます。
④新米や精米したての白米は水を少なめ、玄米や5分付きは水を多めにしてあげましょう。
⑤夏なら30分、冬なら1~2時間ほど水につけてから炊いてください。

手伝う?子供たち

この週末に助っ人が来てくれました。中学校の同級生の2家族。1~3歳の赤ちゃんが3人もいました。

親たちが稲刈りやさつまいも掘りをしている時、子供たちは田畑で楽しそうに遊んでいました。時には虫を見つけて大喜びし、時にはサッカーボールで遊んだり、時には土遊びをしたり、時には葉っぱを片手に思索にふけったり、時には大声で叫んだりなどなど。

親たちも、広い田畑ではどこに居ても目が届くし、車は来ないし、危険なものがないので、子供たちを安心してほったらかしにしてました。僕らにとっても、普段は黙々と作業をしているので、子供たちと遊びながら作業することはとても新鮮で楽しい経験でした。

「田畑は最高の遊び場なんだ」と新たに発見しました。小さな子供を育児中の方、田畑で子供を遊ばせに来てください。

追伸 職業柄、遠くに行くことが難しい僕らにとって、来てくれる方は本当に嬉しいです。ちょっと遠いですが、また来てください。

お米

稲穂がお米になりました。ここまで来てようやくホッと出来きます。ホッとすると同時に感謝します(感謝するように心掛けています)。お米と田んぼとカミさんと手伝ってくれた人と見守ってくれた人と近所の人とお陽様と地球に。

僕は今田んぼや畑を耕作しています。僕が耕作する前までは他の誰かが耕作してました。もちろんその前は他の誰かが耕作してました。僕は2年ちょっとしか耕作していません。

田畑は一年でも耕作しなくなると、元に戻すのにものすごい労力が必要になります。ここではすぐに草が生え、木になり、林になり、山の一部になります。耕作していると、草刈りや畦の管理、害獣対策など様々な管理が必要です。

今、この田畑から様々な恩恵を受けているのは、自分達の労働の対価ではなく、お日様などの偉大なる地球だけでもなく、僕が生まれるず~っと前から誰かが耕作してくれていたおかげなのです。いろんなものに支えられてるから、百姓をやっていられるんだと感謝しながら、新米を食べてます。

カウンター
*
忍者ブログ [PR]