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伊豆半島の最南端、南伊豆町はすごいんです。
東名自動車道の沼津インターから2時間。
天城峠を越えなければ辿り着きません。
一番近い駅は伊豆急下田駅。
伊豆急は単線なので特急でも対向列車の待ち時間が長い。
東京駅まで2時間半…。
町にあるチェーン店は、コンビニ2軒とガソリンスタンドとスーパーヤオハンくらい。
牛丼やラーメンやハンバーガーは食べられません。
まさに陸の孤島。
人も物も情報もほとんどこっちまで来ません。
だから、手付かずの圧倒的な大自然が残っているんです。
海には食べられる貝や魚がたくさんいます。
山にはいのしし、サル、タヌキ、イタチ、野うさぎなどいろんな動物がいます。
川には鮎やうなぎなどもいます。
温泉が豊富なので近くに公衆温泉浴場がいくつかあります。
バケツをひっくり返したような雨がしょっちゅう降ります。
冬でも霜が降りるのは数回です。
家の近くの川では蛍にも出会えます。
新月の夜に見る星は圧倒的です。
いいこともあれば悪いこともある大自然。
とにかくすごいんです。
百聞は一見に如かずです。
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自慢じゃないですが、うちはとても小さな農家です。
風が吹けば吹き飛んでしまうくらい小さな農家です。
そんな小ささだからこそ、自分達が作ったものを全て消費者の皆さまに直接売るようにしています。
消費者の皆さまがこの小さな農家から直接買っていただく関係。
たに農園が一番大切にしてることって 「消費者と生産者が顔の見える関係」を築くことなんじゃないかなと、最近感じてます。
顔の見える関係だから、味にこだわって、安全にこだわって、想いを込めて作ります。
有機JASのマークより、たに農園のマークのほうが信頼できるって言われるようがんばります。
追伸
そんな訳でたに農園は、JAS法に基づく有機認証を取得していませんし、取得する必要を感じていません。
田舎に住んでいると、「そりゃ、東京で暮らしたほうがハッピーだわ」と感じることが多々ある。
多かれ少なかれ、こっちに住んでいる人のほとんどがそう感じてるんだろう。
出て行ってしまった人がたくさんいる。
なので、この町は人口の1/3が65歳以上の方だ。
たぶん、こうした現象は日本各地で起こっているんだろう。
田舎で会社勤めをするのは、会社が少ないから難しい。
けど、農地がたくさんあるから、農業をやるのはそんなに難しくない。
けど、農業で食べていくのはとても難しい。
僕のような新参者がこの田舎で専業農家になれたら、
この町に若者が増えるんじゃないかと期待してしまう。
そんな現象が日本各地で起こればとてもいいことだ。
後に続く人が4合目とか5合目から登れるよう、僕は専業農家になりたい。
僕も諸先輩方のおかげでここにいるのだから。
極力買い物をしない暮らしをしたいと思ってます。
買い物をしないから余計な包装や資材が要らない。
余計な包装や資材が要らないからゴミが出ない。
ゴミが出ないから地球に負荷をかけない。
ものすごくハッピー。
うちでは決して野菜は買いません。
その時期に畑から採れるものを食べます。
夏に白菜や大根など、冬にナスやトマトなどは食べません。
百姓なりたてのころは少し戸惑いましたが、
今では時期違いのものを食べたいとは思わなくなりました。
また、1個1万円のトマトより、自分で作ったトマトのほうがおいしく感じられます。
トマトを自分で作ると、ゴミが出ない上に、技術や知恵も手に入れられます。
田舎で農業をやるってことは、ものすごく奥が深くてものすごく楽しいです。
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