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先日、採蜜しました。
採蜜は早朝に行わなければなりません。早ければ早いほどいいのです。理由は、ハチたちが集めてきた蜜は濃縮されていないので濃度が薄く、それらの混ざったものを絞ってしまうと、ひどく希薄なハチミツになってしまうからです。
また、働いているさなかに蜜を採られたら、精神的ショックが大きく、その日は仕事をしなくなってしまうからです。
おかげ様で、たくさん絞れました。8月のはちみつは山に咲いている木の花が蜜源になります。紅茶やアンズのような香りがして独特な味わいがあります。
ミツバチには、日本ミツバチと西洋ミツバチがあります。
日本ミツバチは野生のミツバチで、西洋ミツバチは採蜜用に改良された家畜です。日本ミツバチは、病気に強く、外敵にも強く、手間もかからず、おとなしい代わりに採蜜量が少ないです。西洋ミツバチは、病気に弱く、外敵にも弱く、手間がかかって、気が荒い代わりに採蜜量が多いです。
採蜜量は5倍も違うと言われています。また、味も日本ミツバチのほうが濃厚でクセがあります。
どちらも一長一短ですが、西洋ミツバチの蜜でも十分すぎるくらい美味しいので、うちでは西洋ミツバチを飼っています。
ハチはとてもかわいいです。ハチの世界はとても奥深いです。
ハチはあの小さな体ながら、2~3km先まで一目散に飛んで行って、帰りは迷うことなく帰ってきます。どうしてそこに花が咲いていることがわかり、どうして迷わずに帰ってこれるのでしょうか?僕なら迷子になってしまいます。