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玉ねぎを収穫しました。
玉ねぎは苦手作物の1つです。
玉ねぎの作業をしていると、玉ねぎは1つの種から1玉しかできないのでもっと値段が高くてもあいいんじゃないかと思ってしまいます。
玉ねぎは9月に種を撒いて、11月に苗を植え替えて、翌年の5月に収穫します。収穫まで9ヶ月もかかるんだからもっと値段が高くてもいいんじゃないかと思ってしまいます。
玉ねぎの苗を植え替える11月は寒い日が多いので、なんでこんな寒い時期に苗を植えるんだよ!って思ってしまいます。
玉ねぎを収穫する5月はナスやトマトなどの1つの種・苗からたくさん採れる果菜類の作業が忙しい時期なので、1個あたりの単価が安いくせにって思ってしまいます。
そんな思いが玉ねぎに通じるのでしょうか、我ながら上手くできたと思えたことがありません。毎年収穫するたびに反省と課題ばかりが頭に浮かびます。
次こそはもっと上手につくるぞ!と毎年誓ってますが、次って言っても1年も先なのでいつもその誓いを忘れてしまいます。
これを読んでる農業関係者の皆さま、玉ねぎの上手な作り方をご指導していただきますようお願いします。
先日、ある有機農家の方と話しをしました。
その話しの中で、有機農業はライフスタイルだということがわかりました。
農作物を有機栽培で作っているけど、私生活では排気量たっぷりの車を乗り回してたり、食生活が既製品や外食ばっかだったり、有機栽培以外の圃場では除草剤や農薬をバンバン使ったりというのは、付加価値をつけて高値で売るために有機農業を選らんだのであって、本当の有機農家じゃないという話し。
僕が有機農業に魅かれた理由は、田畑+家畜という耕畜複合経営のスタイルによって、農園内で様々なものが循環し、環境への負荷が比較的少ないからです。
たに農園では、まだ達成できていないことがたくさんありますが、高く売るための有機農業ではなく、ライフスタイルとしての有機農業。そんなことを考えさせられる、目からウロコ的な話しでした。
今日畑で作業していて、ふと思いました。
「今日はヤケに車通りが多いなあ」
「あっ、今日はGWか!」
カレンダーの赤い日が全く関係ないこの商売。
ウチにとってGWは忙殺される1週間です。
たぶん日本各地の百姓が忙殺されているはずです。
今日はナスとトマトとピーマンとシシトウとキュウリとモロヘイヤとツルムラサキの苗を植えました。
疲れました。
お疲れさん。