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先週末上京したついでに、ロハスやスローライフやオーガニックなどをうたい文句にしているレストランやカフェやイベントなどに行ってきました。
「こだわりの生産者からの野菜です」
「地球のことを考えましょう」
「このコーヒーはフェアトレードです」
そんなフレーズがあふれていて、
お店自体もそこで働いている人もとても綺麗で、
こだわりの食材で作った食事も飲み物もとてもおいしくて、
来ている人もとてもオシャレで、
なんだかそこにいるだけで地球にいいことをしている満足感を得てしまうような場所でした。
にもかかわらず、何かが違うと感じてしまいました。
何か、こう、違和感を感じるというか、居心地が悪いというか…。
僕は百姓なので普段畑に出て地べたに這いつくばって種を播いています。
冬の北風に耐えながら、
夏の汗地獄に耐えながら、
害虫・雑草・害獣(イノシシやアライグマなど)と闘いながら
野菜を育てています。
「どうしたらもっと土がよくなるか」
「どうしたらもっと上手に作れるようになるのか」
「どうしたらもっと効率よく作業ができるか」
「どうしたらもっと美味しくなるか」
頭の中はこんなことだらけで、食事中の夫婦の会話もこんなことだらけです。
ロハス的なオシャレ感とは全くの別世界です。
ある意味もっと地味でもっと孤独です。
けど、農業ってそういうものだと思います。
やっぱり、ウチはウチで年賀状に書いた信念を貫こうと思います。
「今年は農業ブームに流されることなく、
まっすぐに田畑と向き合い、
伊豆の大地に根を張っていきたいと思います。」
追伸 オバマ氏の所信表明演説に触発されたようです(笑)
今水菜がうまいっす。
抜群にうまいっす。
冷水にさらしてから3~4等分に切った水菜をどんぶりに入れてドレッシングかけて食います。
それだけで何杯でも食えます。
シャキシャキしてるのはもちろんのこと、
えぐみがないというか 雑味がないというか 嫌な味が全くしなくて、
噛めば噛むほど さわやかな甘みがシャキシャキ感と絶妙なハーモニーを奏でます。
ときおり ゴマのような ルッコラのような 何とも言えない香ばしさが口いっぱいに広がります。
その間、もちろんシャキシャキシャキシャキ言い続けてます。
このシャキシャキを味わうためなら、何十回でも噛み続けられます。
さて、1年を通じて毎日野菜を食べている訳ですが、その野菜の旬の中にもさらに旬があります。
例えば水菜の旬は10~3月ごろですが、水菜の旬の旬は今です。
旬の旬の野菜はマジうまいっす。
雨 風 寒さ に耐えてる間にこの味になったんだと思います。
ビニルハウスや野菜工場で作った野菜にはこの味は出ないと思います。(たぶん)
自然てすごいと思います。
追伸
HPの注文フォームを一時中断してます。
「注文フォームから送ったよ」と連絡くれたお客様の注文フォームが届いていないことが多々あったからです。
お手数ですが、しばらくのあいだはメールで直接連絡いただけると助かります。
nytws369(a)ybb.ne.jp(←(a)は@に)
よろしくお願いします。
今週の金曜にこんなイベントを企画してます。
大学の同窓会。
魅力的な企画でしょ。
ちょー楽しみです。
参加したい人はお問い合わせください。(クラスメイト限定)