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「どんな生活をしてるの?」「どんなスケジュールでやってるの?」
「何時に起きてるの?」「休みはあるの?」
って、よく聞かれます。
百姓は自営業なので、すべてのスケジュールを自分で決めています。
いや、百姓は自然が相手なので、天気や作物によって全てを決められていて、
自然や野菜達のペースに合わせて生活してます。
 
例えば、
週末だから休みなのではなく、雨が降ったから休みだとか、
稲刈りが終わってホッとしたから休みだとか。
例えば、9時-17時で働くのではなく、
忙しい時期は太陽と一緒に日の出から日の入りまで働くとか、
忙しくない時期は2~3時間しか働かないとか。
 スローライフとかゆっくり暮らすとかではなくて、
季節や自然、天気、作物に合わせて暮らす、とても気持ちのいいペース。

こんな生活だから、どこまでが仕事でどこまでがプライベートなのか、わからない。

例えば、このブログを更新することは仕事ですか、それともプライベートですか!?

 

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「なんで農家を続けているのか?」

070730(と言っても3年も経ってないけど…)

農家になってから自分達のアイデンティティを探そうといろんな言葉を捜しました。

エコファーマー、地球に優しい農業、スローライフなどなど

どれも言葉ばかりが先行している気がして、自分には当てはまりません。

一番しっくりときたのが「楽しいから」です。

味にこだわって作ることが楽しいとか、

お客さんに「おいしかった」と言ってもらうことが楽しいとか、

食べたいものを作るのが楽しいとか、

今まで捨てていたものにちょっと手を加えて使えるようにすることが楽しいとか、

畑一面に作物が茂っていくのを見るのが楽しいとか、

近所で農業をやってるオジイやオバアに昔ながらのコツを聞くのが楽しいとか、

本を読んで米・野菜・ハチたちの生態を知るのが楽しいとか、

それをすぐ実践することが楽しいとか、

少しずつ百の仕事をこなせる百姓になってきているのが楽しいとか。

つまり農業が楽しいから農家をやっています

これからも楽しい農業をやっていきます。

 

 

記念すべきブログ初投稿。

「なんで農家になったのか?」

東京での生活はお金が中心でした。

お金を払えば何でも出来るけどお金がなくちゃ何にもできない。

それがちょっと嫌になりました。

お金を払わないで何でも自分で出来る人間になりたい。

そんな時に百姓という職業に出会い、百姓になることを決断しました。

 

「百姓」とは百の仕事をこなすから「百姓」と言うそうです。

米や野菜など食べるものを作る。

動物の世話をする。

肥料を作る。

景色を作る。

自然を作る。

エネルギーを作る。

家や家具を作って直す。

ある物で事足りるように頭を使う。

自分で作れるものは自分で作る。

ゴミを出さない生活を作る。

地球に負荷をかけない生活を作る。

そんな生き方をしたいと思い「百姓」になりました。

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