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ここ南伊豆町ではイノシシは田畑を荒らす害獣だ。
この冬に、ワナにかかったイノシシを4頭ほど解体した。
いつも、平日の昼間に、ボスから「オリに入ったから、さばくの手伝って」という電話が突然かかってくる。
いつオリに入るかわからないんだから、突然なのは当たり前なんだけど、いつも驚く。
「平日の昼間に山の中でイノシシをさばく」
こんなことをするなんて思いもしなかった。
平日の昼間に山でイノシシをさばいている自分に驚く。
それがイヤだとかじゃなくて、むしろ面白い。
どこで農業をやろうか迷っていたときに、南伊豆なら思いもしない人(芸術家や料理人など)に会えたり、思いもしないことが体験できるんじゃないかと思い、農業に向いているとは言い難い中山間地を選んだ。
地域住民のために、イノシシを捕獲している人に出会い、それを手伝う。たぶんあと何回かやれば1人でも出来るようになる。
そんなこと思いもしなかった。思いもしなかったことを体験できてHAPPYだ。人生って素晴らしいって思った。
追伸 解体の様子や解体してみて感じたことなどは、いずれ書きます。
先日のTVの反響を多くの方からいただきました。 見ていただきありがとうございました。
最近お会いしていない方々に、日ごろの様子を映像として見ていただけたのは何よりでした。あんな感じでやってますので、ご安心ください。。
見ることができなかった方は、以下の通り再放送があるらしいので、見てやってください。
3月23日(日) AM4:20~4:54 NHK総合 「新日本紀行ふたたび」
日曜の朝4時台。一般人には、不可能に近い時間帯なのでビデオ等で録画するか、土曜の夜から飲み続けて起きていてください。
今日は中国餃子事件について感じたことを少し。
生協が中国産の食品を多数扱っていたことに驚くととも、納得もしました。
8~9年ほど前に就職活動なるものをしたのですが、その時いくつか生協を回りました。
一概に生協と言っても、普通のスーパーのようになってしまっているところや、職員に売上げのノルマを課しているところや、逆に理念が崇高すぎてちょっと左寄りだったりと、様々な生協があることを知りました。
今回の餃子を扱っていた生協がどのような体質の生協なのか知りませんが、組織が大きくなりすぎたために「組合員第一」ではなくなってしまったのかもしれません。
うちは吹けば飛ぶような小さな零細農家ですが、「小さいほうがいいかも」と思うようになりました。
追伸
明日、TVに出ます。見てやってください。
3月15日(土)AM11:00~11:34 NHK総合 「新日本紀行ふたたび」です。