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静岡県主催の「ニューファーマーの集いin静岡」に伊豆の国市へ行ってきた。
トップリバー代表取締役 嶋崎秀樹氏(長野県)やサラダボウル代表取締役 田中進氏(山梨県)など、農業界の最先端を走っているニューファーマーの講演を聞かせていただいた。
両氏とも、就農初年度から会社を立ち上げ、従業員を雇った。
両氏とも、野菜を育てるだけでなく、人材を育てている点も、共通していた。
両氏とも、土にまみれて野菜を育てたいから農業を始めたというよりも、ビジネスチャンスを感じたから農業の会社を立ち上げたという風に感じた。
農家というビジネスマンだった。
ここ数年の農業界は、めまぐるしい速度で変化している。
どこに向かっていきたいのかを明確にしないと、すぐに激流に流されてしまう。
10年後のイメージ、20年後のイメージ、この冬はそんなことを考えなくちゃいけないと思った。
いや今日からやろう。。
冬の足音が聞こえつつある今日この頃。
日が暮れるのが日に日に早くなってきている。
里山の木々は果実を実らせ、葉っぱたちは色づき始めている。
夏野菜たちは子孫を残すために競うように熟し始める。(※下記参照)
大地全体が来るべき冬への準備をしている。
人間はどうかというと、この時期は少し内向的になってしまう。
エネルギーが低下するというか、
気力が湧かないというか、
ウツってほどじゃないけど、
やる気がでないって感じ。
この時期は、毎年、こんな感じになる。
自然の営みと関係しているのだろうか。
それともダラけているだけだろうか。。
(たぶん後者)
※ この写真のピーマンは赤いのも緑のも同じ品種です。
夏のピーマンに比べ、赤いピーマンが多くなっています。
これは採り遅れた訳ではなく、冬の気配を感じたピーマンが
急いで種を落とすために、急いで完熟してしまうからです。
完熟したピーマンは小さくて日持ちしないのが難点ですが、
通常のピーマンより甘くて美味しいです。
皆さま、台風はどうだったでしょうか。
こちらは風は強かったものの、雨が少なかったのが不幸中の幸いでした。
そのため、河川が氾濫するようなことがなくて、良かったです。
田畑の被害状況としては、かぼちゃ、インゲン、ズッキーニの葉っぱがボロボロになってました。
かぼちゃとズッキーニは葉っぱが大きいので、風にはめっぽう弱いのです。
インゲンは、支柱を立てて地面から高いところで栽培するので、風に弱いのです。
田んぼの稲が倒れていなかったのが、救いです。
かぼちゃ、インゲン、ズッキーニは、復活するには少々厳しい感じですが、
当農園の基本方針の1つに「植物の力を信じよう」というのがあるので、
とりあえず信じ続けてみます。