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中学の時の担任の先生が、16~17歳の高校生3人を引き連れて援農に来てくれた。
暑い中、黙々と雑草を抜いてくれる高校生たちのほんわかした空気感が気持ちよかった。
来てくれて本当にありがとう。
(写真でも撮ってアップすればいいんだろうけど、すっかり忘れてました。。)
久しぶりに16~17歳の子たちとたくさん話しをしたせいか、自分が16~17歳のことを思い出した。
あの頃の自分は、他の人とは違う何かを持っていると信じてはいるけど、それが何だかわからずに悶々とした日々を送る高校生だった。
あの頃の自分は、自分は何でもできる人間であるはずだと信じているけど、父の建てた家で、母の作った料理を食べているだけの高校生だった。
あの頃の自分は、理想の自分と実際の自分とのギャップが大きすぎたため、世間にあるもの全てを憎んでいた高校生だった。
今思うと、早く大人になりたかったんだろう。
大人になった今、
あの頃の自分に、
「その苦しみは悪くない方向に進んでるよ。
世間を憎んでただけあって、世間離れした仕事に就いてるよ。
まあ、大人は大人で大変だけどね。」
って教えてあげたい。
農業に出会ってから、農業を職業にしようと決断するまで8年かかった。
その間、
●命や植物を育てるって素晴らしい
●外で働くことは最高に気持ちがいい
●芽が出たときの喜びは何物にも代えがたい
●食べるものを作る仕事がしたい
●エコな仕事に就きたい
●地球に負荷をかけない生活をしたい
などなど、いろんなことを考えた。
「農業の素晴らしさ」を1つでも多く見つけなきゃ、職業として農業を選ぶ決断ができなかったから。
農業を職業にしてから4年が経った。
頭の中はもっとシンプルになってきた。
効率よく作業ができて、
美味しい野菜をたくさん作って、
多くの人に食べてもらって、
多くの人に喜んでもえらる
そのためにはどうしたらいいか。
あれが足りない
あれをこうしたらよくなる
あれをああすれば時間ができる
そうしたらあれをああしよう
今は「そんなこと」で頭がいっぱいだ。
「農業の素晴らしさ」と「そんなこと」
どっちかばかりに偏っちゃいけない。
「農業の素晴らしさ」と「そんなこと」
バランスよく統合させながら、
10年先を見据えて取り組んでいこうと誓う今日この頃。
先日来てくれた若い2組のお客さんに感謝です。